愛犬とお正月に楽しめるおすすめ食材とアレンジ方法をご紹介

愛犬とお正月に楽しめるおすすめ食材とアレンジ方法をご紹介

  • フード/おやつ

お正月といえば、彩り豊かな食材で華やかな食卓を囲むご家庭が多いかと思います。そこで、愛犬のごはんにもお正月らしさを楽しめたり、体を温めたりできる食材を使ってあげたいと考える飼い主のみなさまも多いのではないでしょうか。
この記事では、そんなINUMAG読者のみなさまへ、愛犬も食べられるお正月食材をご紹介します。また、冬にありがちな食材で犬が食べると危険なものもお伝えするので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

お正月に愛犬のごはんで使えるおすすめな食材

お正月といえばお雑煮やお節料理がありますが、できれば愛犬にも特別感を楽しんでもらいたいものですね。今回は愛犬のごはんに使えて、お節料理の一品やお雑煮風になりそうな食材をご紹介します。

大根やにんじん、れんこんなどの根菜類は冬が旬のおすすめ食材です。れんこんは粘膜保護にも役立つので、愛犬が乾燥で寒い冬を乗り越えるのをサポートしてくれます。

また、お麩は小麦粉とグルテンを材料に含むので、アレルギー体質の愛犬には気を付けてください

おすすめ食材のアレンジ方法

おすすめ食材をお正月風に調理するアイデアをお届けします。ヒト用と同時に愛犬の分も作れる簡単なものを挙げましたので、ぜひレシピの参考にしてみてください。

は、薄味の卵焼きを作る用量でしっかりと焼いて巻いたら愛犬用の伊達巻が完成します。

さつまいもは、柔らかいペースト状にしたものをラップで一口サイズに包めば、栗きんとん風のおやつになります。

にんじん大根は、スライサーや包丁で千切りにし、レンジで加熱し混ぜ合わせたら、紅白なますのように見える一品になります。ハチミツとリンゴ酢をほんの少し混ぜ合わせてもOKです。ただし、ハチミツはボツリヌス菌を含む可能性があるため免疫力の低い子犬や老犬には与えないでください。

れんこん干ししいたけは、お煮しめを作る途中の味付け前に取り分けたものを細かく刻めば、フードのトッピングとして活用できます。

は、丸いお麩と一緒に小松菜などの野菜と昆布で煮込めば、わんちゃん用のお雑煮に。お麩はお餅の代わりになるのでお汁粉風にもおすすめです。

お汁粉などのスイーツタイムに犬にも使える食材

ごはんはいつも通りのフードをあげたいという方には、愛犬と一緒におやつタイムを楽しめる食材はいかがでしょうか。

お餅をみんなで食べるときに一緒に食べたいと欲しがるわんちゃんには丸いお麩を水で戻し、あんこに絡めたものが、喉につまる心配もなくて安心です。きなこはそのままでは鼻についたり、むせてしまう恐れがあるので、ヤギミルクなどに溶かして一緒に与えるといいでしょう。

犬にとっては危険!NGな食材

お正月の時期や冬の季節、ご家庭の台所に登場しやすく犬が食べたら危険をもたらす可能性のある食材もあります。以下の食材には注意してください。

  • おもち
  • 銀杏
  • カニ(生や塩茹ではNG。食塩なしでの加熱済みは少量ならOK)
  • 海老(生はNG)
  • アルコール類

カニ海老は無塩で加熱されていてもアレルギー体質の愛犬には与えない方がいい食材です。

また、犬に与えられないと分かっていても、思いがけず誤飲の事故となる恐れもあります。カニやエビなどの甲殻類は身の部分だけでなく、殻を口に入れてしまうと口内を傷つける恐れも。特に大型犬は台所の調理台にも届くので生ごみやゴミ箱の管理にも注意しましょう。

さいごに

お正月に犬も楽しめる食材と注意を要する食材をご紹介しました。一年のはじまりを家族である愛犬も一緒に迎えられたことに感謝して、ごはんを楽しんでもらいたいですね。おいしく楽しく栄養を取り込めることは、愛犬の心身ともに健康維持のサポートになるでしょう。

2024年も、INUMAGでは愛犬が健康で長生きにつながる情報をお届けしてまいります。

この記事はいかがでしたか?
ペットフーディスト 今崎湘子さん

今崎 湘子 | ペットフーディスト

2021年2月ペットフーディストの資格を取得。幼少期より大の犬好きで、現在はペットフーディストとして犬の栄養管理のアドバイスやペットライターとして活躍中。「犬も人も共に楽しくずっと一緒に」をモットーに、元保護犬トイプードルを家族として迎え入れ、2人の娘と犬のやりとりに癒やされる毎日です。

SHARE

関連記事

「フード/おやつ」の記事

OTHER

  1. INUMAG(イヌマグ)
  2. フード/おやつ
  3. 愛犬とお正月に楽しめるおすすめ食材とアレンジ方法をご紹介