犬にとってゴムは安全?天然ゴムや塩化ビニルの特徴や誤飲時の対処法など
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犬にとってゴムは安全?天然ゴムや塩化ビニルの特徴や誤飲時の対処法など

犬用のおもちゃの中にはゴムを素材として使用している製品が多くありますよね。しかし、飼い主の中には、犬にとってゴムは安全なものなのか、おもちゃとして口にしても大丈夫なのか気になる方もいるでしょう。
本記事では、犬がゴムを誤飲してしまった時の対処法とあわせて、塩化ビニルや天然ゴムなどの犬用おもちゃによく使用されているゴムの特徴についてご紹介しています。
犬用おもちゃの購入を検討している方も、ぜひ参考にしてくださいね。

おもちゃによく使われているゴムの種類についての特徴

知育玩具やボール、音が鳴るおもちゃなど、さまざまな犬用のおもちゃにゴムが使われています。ゴムにも種類があり、それぞれ特徴が異なります。ゴムの中でも、犬のおもちゃには「塩化ビニル」と「天然ゴム」がよく使用されています。

塩化ビニル

塩化ビニルは、石油を原料としたゴムです。身近なものだと、食品用ラップフィルムや文房具雑貨などに使用されており、幅広い分野で使用されています。
加工がしやすく発色がきれいなことに加え、比較的安価に製造できることから、犬用のおもちゃの素材として使用することも多いです。耐久性や耐薬品性に優れていることも大きな特徴といえます。
しかし、塩化ビニルは有害性が指摘されることも。ゴムに対するアレルギー反応を起こす場合もありますので、初めて塩化ビニル製のおもちゃを使用する際は、愛犬の様子を確認しておくといいでしょう。

天然ゴム

天然ゴムは、ゴムの木から採取できる樹液で作られたゴムです。木の幹に傷をつけることで採取できるので、植物を伐採せずに作ることができ、製造段階から廃棄するまで環境にも優しいとされています。
犬のおもちゃとしては、引っ張ってもちぎれにくく、裂けにくいのも優れているポイント。世界的な環境保護団体などが幼児用のおもちゃとして推奨するほど安全なので、犬が口にしても安心な素材といえます。しかし、塩化ビニルと同様に、アレルギー反応を起こす場合もありますので、初めて使用する際は愛犬の様子を見ながら使用するようにしましょう。

ゴムのおもちゃのカスや輪ゴムなどを誤飲してしまったら?

どんなゴムであれ誤飲してしまうと危険です。では万が一誤飲してしまった場合、どんな影響がやどんな対処法があるのでしょうか。

どんな影響があるか

小さいゴムでも、喉に詰まってしまい窒息してしまう可能性があります。消化できないゴム製品もあるので、腸の中で詰まってしまう可能性も。胃の中で膨張するゴムもあるので、食欲不振や嘔吐等の症状が現れることもあります。もし消化できたとしても、ゴムに有害物質が含まれている場合があるので危険です。

さらに、ゴムを取り除くために病院で開腹手術をしなければいけない状態になってしまったら、犬に大きな負担がかかります。除去できたとしても犬には大変なストレスになり、誤飲の影響は異物の摘出後にも及ぶ可能性があるので、犬にとっては悪影響でしかありません。

対処法

ゴムの誤飲が疑われる場合は、すぐに動物病院へ行きましょう。一刻も早く愛犬を助けたいがために、水や食塩水を飲ませたり、体を揺さぶったりしたくなるかもしれませんが、逆に危険な状態に陥る可能性があるので絶対にやってはいけません。自分で何とかしようとせずに、動物病院に連絡をし、指示を仰いでから行動をしましょう。

誤飲させないために

ここまで、誤飲してしまった場合の危険性について学んでいただけたかと思いますが、まずは誤飲させないために私たち飼い主が事前にできることはどんなことがあるのでしょうか。

目を離さない

犬がゴム製品のおもちゃで遊んでいるときに目を離さないようにすれば、犬がゴムを飲み込んでしまいそうになっても阻止できます。犬用の安全なおもちゃでも、何かのはずみで誤飲してしまう可能性がありますので、一緒に遊んだり、遊ぶ姿を近くで見守ってあげたりしながら犬から目を離さないようにしましょう。

また、散歩やお出かけなどの外出時は、どこにゴム製品があるか把握しきれないので、家で過ごしているとき以上に誤飲に気をつけなければいけません。外出中はいつも以上に愛犬とコンタクトを取り、目を離さないようにすることをおすすめします。

犬の届く範囲に不必要なゴム製品を置かない

ゴム製品のおもちゃや装飾品は、犬に対して使用するものなので、犬の身近に置くことも多くなると思います。しかし、輪ゴムやゴム手袋のように、犬にとって関係のないゴム製品は犬の身近に置いておく必要はありません。犬が届く範囲に置かないようにすれば、誤飲の可能性を下げることができますよ。

少しでもゴムが崩れてきたら買い替える

いくら安全なゴム製品でも、壊れかけていたら安全とはいえません。特に、おもちゃは遊んでいるうちにヒビが入ったり千切れたりするので、誤飲してしまう可能性が高まります。常にゴム製品の状態を確認し、少しでもゴムの崩れを発見したら新しい物に買い換えましょう。

犬の体に合ったサイズのおもちゃを選ぶ

犬は犬種により体格差があるので、犬の大きさに合わせて作られたおもちゃが多くあります。愛犬に合っていないサイズのおもちゃを使用してしまうと、トラブルが起こりかねません。例えば、大型犬が小型犬用のゴム製のおもちゃで遊んでいたら、おもちゃが小さいので誤飲してしまうことも考えられます。

安全に遊べるよう、愛犬の体に合ったサイズのおもちゃを購入しましょう。

さいごに

犬のゴムの誤飲は、いつどこで起きてもおかしくありません。もし、犬がゴムを誤飲してしまった場合は、慌てて自分だけで何とかしようとせずに、すぐ病院へ行く措置をとるようにしましょう。

もし、ゴム製の犬用おもちゃの購入を検討しているようであれば、INUMAG STOREに安心安全な天然ゴムを使用したおもちゃが販売されていますので、ぜひご覧くださいね。

  • Writer:hikaru hamazaki
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