犬にとってタバコは危険物!吸い殻を誤飲した時の対処法や影響について
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犬にとってタバコは危険物!吸い殻を誤飲した時の対処法や影響について

犬にとって危険物のひとつであるタバコ。飼い主自身が禁煙者でも、外出中に喫煙中の人の近くを通ったり、散歩道にタバコが落ちていたりすることはよくあります。

今回は、犬にとってのタバコの危険性について学んでいきましょう。タバコが犬に及ぼす影響や、犬がタバコの吸い殻を誤飲したときの対処法などについてまとめていますので、愛犬との暮らしの参考にしてください。

タバコは犬にとって危険なもの

犬にとってタバコはとても危険です。例えば、タバコの煙。主流煙より副流煙の方が多くの有害物質を含んでいることを知っている人は多いと思いますが、空間の下にたまりやすいことはご存じですか?そのことを踏まえると、人より顔が床に近い犬の方が有害物質を多く吸い込む可能性があるのです。

煙だけではなく、小さくて口に入りやすいタバコを誤飲してしまうケースも考えられます。散歩中はさまざまな所にタバコが落ちているので、特に誤飲の注意が必要です。

INUMAGモデル犬の春馬くんが散歩中にゴミ拾いをする活動を、INUMAGでも記事を通して紹介していますが、実際に散歩中にタバコの吸殻が落ちていることがよくあるそう。他の犬がタバコを口にしてしまった現場にも遭遇したことがあるそうです。

春馬くんのゴミ拾い活動はこちら

どんな症状が出る?

タバコにより、犬にさまざま症状が現れる場合があります。例えば、タバコを誤飲してしまった場合は、嘔吐や下痢、筋肉の震えや呼吸困難など、普段は見られないような異常な状態に陥ることも。誤飲していなくても、受動喫煙を繰り返しているうちに咳や食欲不振などが起こる場合もあります。気付かないうちにタバコの誤飲や度重なる受動喫煙をしてしまう可能性もあるので、特に散歩中は目を離さない、拾い食いをしないトレーニングをするなど犬をタバコから守るために飼い主ができることをしていきましょう。

散歩中などに拾い食いをしてしまったらどうする?それぞれの対処法

タバコは小さく、犬が誤飲しやすいです。特に、散歩中は飼い主もさまざまなことに意識が向きやすいので、いつの間にか愛犬がタバコを拾い食いしていることがあるかもしれません。万が一、犬がタバコを拾い食いしてしまっても対処できるよう、状況に応じた対処法をまとめました。

全部飲み込んでしまった場合

犬がタバコを全て飲み込んでしまった場合、すぐに吐き出させなければいけません。有害物質による体への影響がタバコの場合はとても早いので、誤飲に気付いたら一刻も早く病院に行きましょう。

すぐに吐き出させた場合

タバコを誤飲してすぐに吐き出せた場合、何も症状が出ない場合があります。しかし、有害物質が体に残っている可能性もありますので、症状の有無に関わらずに病院へ何が起こったのかを説明し、受診するようにしましょう。

舐めた場合

タバコやタバコの灰を舐めた程度なら、症状が出る可能性は少ないです。しかし、必ずしも大丈夫とは言いきれないので、病院へ相談をし、その後の対応を仰ぎましょう。

タバコの吸い殻を入れた水を飲んだ場合

一見そこまで危険には思えませんが、タバコの吸い殻が入っている水も危険です。タバコを水に浸けると、ニコチンが水に溶けだします。そのため、タバコの吸い殻が入っている水はニコチンが大量に含まれている場合があります。その水を飲んでしまうと、水と一緒にニコチンも体に取り込んでしまうので、速やかに病院へ行きましょう。

煙を吸った場合

少し煙を吸っただけなら、すぐに症状が出ることはないでしょう。しかし、日常的に吸い続けていると肺や鼻に支障をきたし、咳や活力の低下、呼吸困難などが見られるかもしれません。いつもと様子が違う部分はないか確認をし、少しでもおかしいようなら病院へ相談をしてからその後の対応を仰ぎましょう。

タバコの誤飲後水は飲ませないで!

タバコを誤飲した場合、ついつい水を飲ませたくなるかもしれませんが、実は水分を与えてはいけません。水分を与えることで胃酸の酸性度が低くなり、ニコチンが溶けやすくなってしまいます。タバコに含まれるニコチンは、30分程度で全て水分に溶け出してしまうため、ニコチンの溶解速度を早めないためにも水を飲ませないようにしましょう。

危険物を食べさせないために私たち飼い主ができること

犬に危険なものを食べさせないようにするために私たちにできることはたくさんあります。まず、犬が届く範囲に危険なものを置かないようにすること。犬がさわれなければ、食べてしまうリスクがぐっと減りますので、物を自由に動かせて一番行動時間が長い家の中から対策をするようにしましょう。

外出時は飼い主が気をつけていても、ゴミやタバコの吸い殻が落ちていることがあるので、常に気をつけるようにしなければいけません。犬が歩くルートに危険物が落ちていないか確認したり、落ちていたら犬がふれる前に飼い主が処理したりするなど、愛犬の先を行動できるようにするといいかもしれませんね。

さいごに

きれいな散歩道で愛犬と楽しく安全な散歩をするのが理想ですが、残念なことに、タバコの吸い殻が落ちていることは珍しいことではありません。犬のタバコの拾い食いに遭遇する可能性は誰にでもあります。タバコのポイ捨てをしないことが一番ですが、もしタバコが落ちている場合は、飼い主である私たちが拾い食いを阻止することで愛犬に忍び寄る危険を防げるはず。

INUMAGではこれからも、犬にとって危険なものや拾い食いの注意喚起なども行ってまいりたいと思いますので、愛犬との暮らしの参考にしてくださいね。

  • Writer:hikaru hamazaki
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