【特集】人と犬が一緒に食べられる『one’s daily』の無添加おやつ

【特集】人と犬が一緒に食べられる『one’s daily』の無添加おやつ

  • インタビュー

「つかの間のリラックスタイムに、おやつのおいしさを愛犬と共有できたら」、そんな愛犬家たちのささやかな願いを叶えてくれるのは、人と犬が一緒に食べられる無添加おやつを販売する『one’s daily(ワンズデイリー)』です。お菓子料理研究家の森崎 繭香(もりさき まゆか)さんが生み出すおやつは、身体にやさしいだけでなく、私たち人間もおいしく食べられるものばかり。今回は、見た目にもかわいくおしゃれな、『one’s daily』の完全無添加おやつについてたっぷりご紹介します。

『one’s daily』ってどんなブランド?

愛犬を思い誕生した、「人と犬が一緒に食べられる」おやつ

家族がみんなで食卓を囲むように、「ヒトとワンコが毎日いっしょに食べられる」おやつを提供したいー無添加フードを販売する『one’s daily』は、2018年、料理研究家の森崎 繭香さんのそんな思いを背景に立ち上げられました。

もともとお菓子料理研究家として活躍していた彼女が、犬の食事について考え始めたのは7年前、カニンヘンダックスフンドの愛犬・陸(りく)くんを迎えたことがきっかけでした。飼い始めてしばらくは市販のフードを与えていたといいますが、あるとき、陸くんの身体に赤い発疹が見られるように。原因として食物アレルギーの可能性を示唆され、ドッグトレーナーから「手作り食に挑戦してみては?」とアドバイスを受けます。この言葉に森崎さんは、「どうして犬のフードは人間の食事と別物だと考えていたのだろう」とはっとしたと言います。

これを機に、市販のフードをやめ、陸くんの普段のごはんやお菓子を、人間が食べられるものをベースに考え作り始めるようにすると陸くんの湿疹もすっかりおさまり、「人間と同様、犬にとって、食がいかに大切なのか実感した」と言います。それから犬の食事について本格的に勉強を始め、ペット食育士の資格取得までに至った彼女は、「他の飼い主も、手軽に、安全かつ身体にやさしいフードを手に入れられるように」と無添加フードを商品化することを決意します。これが『one’s daily』の始まりでした。

食のプロ・森崎さんを動かす、人と犬への愛情

森崎 繭香さんは、調理師免許のほか、ペット食育士、製菓衛生士、食育インストラクターなど数々の資格を持つ食のプロ。レストランやカフェでの豊富な調理経験を活かし、これまで多くのレシピ本を出版してきたり、雑誌やテレビ、ラジオなどでも幅広く活躍してきました。以前お菓子屋さんに勤務していた経験も、『one’s daily』での仕事に役立っているんだとか。

柔和な印象の中にも、芯の強さを感じさせる森崎さん。彼女のキャリアの根幹にある「自分が作ったものを食べて、誰かが喜んでくれたら幸せ」という思いは、愛犬・陸くんとの出会いをきっかけに、人だけでなく動物たちにも広がっていきました。そんな、食にまつわる豊かな知識と経験、そして人と犬へのゆるぎない愛情こそが、『one’s daily』を支えています。

『one’s daily』のこだわり

人と犬の両者にとって、「おいしくて身体にやさしいものを」届けたい。だからこそ、『one’s daily』は原材料から製造工程まで、フード作りのすべてにとことんこだわります。

1. 人用お菓子販売を前提としたキッチン作り

ドッグフードについて学び始めるまで、「原材料などほとんど気にしたことがなかった」という森崎さんは、「ドッグフードが法律的にも、食品ではなく雑貨という位置付けで販売されていることも知らなかった」と驚きました。

犬のみを対象としたフードであれば、通常保健所の許可は不要・自宅のキッチンでも製造可能なところ、『one’s daily』は「人も食べられる安全な食品を販売したい」と、保健所の許可などを取得してキッチンを設置しました。着想当時から、「人用お菓子販売」を前提に、安心・安全に徹底的にこだわってきた真摯な思いが感じられます。

2. 国産、完全無添加食材へのこだわり

食材は、バナナ以外すべて国産、完全無添加のもののみ採用しています。また、りんごであれば、あるときは「青森県産のふじ」、またあるときは「山形県産のサンふじ」というように、同じ食材であっても、季節や旬を考え素材を選定しているそうです。

クッキーなど焼き菓子には、新潟県産のうるち米の米粉や、北海道産のてんさい糖、無調整豆乳などを使用。小麦粉や卵、乳製品は不使用の、グルテンフリーおやつ作りにも積極的に取り組んでいます。

3. おいしさを追求し、日々試行錯誤

調理経験が豊富な森崎さんでも、「人用のレシピでさえ、調味料や油を控えておいしいものを作るのはとてもハードルが高い」と、身体へのやさしさとおいしさを両立することの難しさを感じると言います。

素材にこだわるからこそ、「砂糖や塩を使わずに、いかに本来の味を引き出すか」ということに焦点を置き、カットの仕方や調理方法など、日々試行錯誤を重ねています。たとえば、『one’s daily』の人気商品・ドライフルーツは、パリッとした食感を出すため、「さまざまな厚みやフルーツの熟れ具合で何度も試作を繰り返し」商品化に至ります。見栄えのよさも考慮しながらの開発とあり、途中で販売を断念することもあるのだとか。

販売するすべての商品が、身体にやさしくおいしい、そして魅力的なものであるようにと、完成度の高い商品の裏には『one’s daily』の惜しみない努力が伺えます。

ギフトにもぴったり、『one’s daily』のおすすめフード

原材料、味、そして見た目のすべてにこだわった『one’s daily』の商品は、愛犬家へのギフトにも最適。製品は、どれも文部科学省基準の食品成分表をもとに成分計算されているだけでなく、細かな原材料が表記されているため、飼い主・愛犬とも安心して楽しめます。ボーロやクッキーは小麦粉・卵・乳製品不使用のグルテンフリーです。

一粒ひとつぶが犬の顔型!リニューアルした「かぼちゃボーロ」

口に入れた瞬間、かぼちゃの甘味がふんわり広がる「かぼちゃボーロ」。2021年7月、従来の丸型から、犬の顔型にリニューアルした人気商品です。他では見たことがないかわいい形に、食べ応えのあるサイズ感もうれしく、日々のちょっとしたご褒美にぴったりのおやつです。

きな粉の風味がクセになる「米粉のきな粉クッキー」

犬や骨の形が愛らしい、きな粉が練り込まれた米粉クッキー。てんさい糖を使用しているものの糖分は控え目、安心して食べられます。サクッとした食感ときな粉のやさしい風味に、犬だけでなく飼い主もクセになりそうです。

ざくざく食感があとをひく「米粉のさつまいもスティック」

種子島産の安納芋がたっぷり練りこまれたぜいたくな米粉スティックは、さつまいもの自然な甘味と、黒ごまの香ばしさが織りなす絶妙な味わいがたまりません。ノンオイルでありながらざくざくとした食感があとをひく、食べ始めたら止まらない魅惑の一品です。

素材のうまみがぎゅっと詰まった「若鶏のささみジャーキー」

人食用の岩手県若鶏ささみをじっくり乾燥させた、素材のうまみがぎゅっと凝縮されたジャーキー。噛み応えがありながら、手でも簡単に割れる適度なかたさとあり、細かく砕いてごはんのトッピングとしても使えます。

※良質な食材のみで製造しているジャーキーですが、『one’s daily』は人食用ジャーキーを販売するための「食肉製造業」の資格を取得していないため、こちらは犬のみを対象に販売しています。

特別な日に家族みんなで食べたい「米粉のさつまいもシフォンケーキ」

ていねいに裏ごしされたさつまいもの風味が豊かに香るシフォンケーキ。軽いのにもっちり食感で満足度が高く、直径17cmとボリュームもあるため、特別な日に家族みんなで食べたいとっておきのおやつです。愛犬のバースデーやクリスマスなどのイベントには、フルーツや水切りヨーグルト、クッキーなどでデコレーションしてあげるとさらにゴージャスな装いに。卵を使用しているほか、他のおやつに比べてんさい糖も多めに配合されているため、食が細い犬の栄養補給にも◎。

※製造工程の都合により、受注生産で数量限定販売。

旬なフルーツが楽しめる「季節のドライフルーツ」

華やかなビジュアルが、贈り物にも喜ばれそうなドライフルーツシリーズ。季節によってラインナップが変わるため、定期的にチェックしたい『one’s daily』の人気商品です。中でも、夏季限定販売のドライすいかは、「他ではなかなか出会えない!」と大ヒット。定番のりんごやバナナを含め、どのドライフルーツも砂糖や塩は一切不使用、時間をかけて乾燥させているため、素材そのものの甘みが凝縮しています。ていねいに薄くスライスされたフルーツの1枚1枚に、『one’s daily』のこだわりのすべてが詰まっています。

さいごに

これまでも、「ヒューマングレード」や「無添加」という言葉とともに販売されてきたペットフードは数多くありますが、『one’s daily』を特別なものにしているのは、「人が食べてもおいしい」という価値観です。「人用、ペット用」と線引きをせず、愛犬を含めた家族みんなでおいしさを共有できたら、犬との暮らしはさらに豊かなものになるでしょう。『one’s daily』のおやつで、そんな幸せを感じてみてはいかがでしょうか。

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  • Writer:Mariko Dedap
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