上質で新しい物を発信し続けるフレンチブルドッグ専門ブランド『Bull.Tokyo』
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上質で新しい物を発信し続けるフレンチブルドッグ専門ブランド『Bull.Tokyo』

すべての犬と飼い主に幸せになってほしい。そのためには、本当にいいものや情報を届けたい。そんな想いが込められた商品やブランドを取り上げ、どんな風にアイデアが生まれ、作られ、私たちの手元に届くのか。商品開発のための試行錯誤やオーナーの想いなどをINUMAGがしていくブランドストーリー。

今回はフレブル専門ブランド『Bull.Tokyo(ブルドットトーキョー)』さん。

「もし、僕がフレンチブルドッグだったら?」そんなユニークな視点から開発されるフレブルのためのドッグブランド。愛犬に「着せたい!」もさることながら、飼い主である私たちも思わず「着てみたい!」と思ってしまうほど、上質でおしゃれなアイテムが並びます。そんなアイテムが誕生したブランド創設秘話や、こだわりの製品作りについてオーナーの長(ちょう)さんにお話しを伺いました。

フレブルのオーナーたちが「着せたい!」と思うブランドの誕生秘話

フレンチブルドッグのオーナーたちから、とても人気の高いブランドがあります。フレブル専門ブランド『Bull.Tokyo(ブルドットトーキョー)』。オーナーの長さんご夫妻もフレンチブルドッグ3匹と暮らす愛犬家です。ブランドの公式インスタグラムでは、かっこよくてかわいいアイテムを身につけたフレンチブルドッグとの暮らしが垣間見え、フレブルの飼い主でなくても、思わず欲しくなってしまうアイテムばかり。今まで販売されたものを見てみてもデザインのセンスの良さや、色使いの絶妙さなどが見て取れます。

それもそのはず、『Bull.Tokyo』の始まりは「僕が、フレンチブルドッグだったら欲しいもの」を作るという、ご夫婦の熱い想いからスタートしています。

思わず目を引くオシャレドッグウェアはこうして作られる


アイテムの中には、発売5分で完売した商品もあるのだとか。新製品発売のたび即完売も珍しくない『Bull.Tokyo』のアイテムのそのほとんどを、オーナーの長さんがデザインされています。

オンラインストアに並ぶアイテムたちにセンスの良さを感じていたのですが、経歴を聞いて納得。広告代理店を経てIT業界に身を置き、そして誰もが聞いたことのあるであろう革製品のメーカーに勤めた経験をお持ちでした。『Bull.Tokyo』初めての商品、スタッズレザーカラーはそのときのお付き合いから、職人さんに作ってもらったそう。どの服やアイテムをみても自身の感性やセンスが落とし込まれているのだけれど、その経験も生かされているんだなぁと妙に納得したのです。

レザーアイテム以外にも、カラフルだったり、細かい部分にまでこだわりが詰まったウェアがそろうネットショップには、画像からでも質の良さが伝わるアイテムが並びます。長さん自身が生地屋さんに出向き、生地の一つひとつを丁寧にセレクトしているそう。

フレンチブルドッグは他の犬種と違って首が太く、洋服の首元が伸びやすいのですが『Bull.Tokyo』の服は、とにかく伸びないし触り心地がいいという評判です。その秘密は生地へのこだわりからなんですね。

デザインのアイデアのためのリサーチやマーケティングは一切しないそう。アイデアのタネはどんなところからでてくるのか聞いてみると「僕自身の買い物です。街を歩いていてピン!とくるものが、自然とデザインにあらわれることが多いですね。例えば、自分自身の洋服やスニーカーなんかからインスピレーションを得ることも多いんですよ」と話す長さん。ご自身の好きなもののお話しを聞いていると思わぬ方向で話が盛り上がりました。スニーカーはなかなか手に入らないレアなものをコレクションするほどの熱が高く、服に対するこだわりも強くご夫婦揃って目を引くおしゃれな装い。長さんはゲームや料理なども、ハマったものはとことんやり尽くすタイプで、ご自身で作った料理の写真を見せてもらうと料理人顔負けなほどプロ級の料理で驚きました。大好きなものをとことん愛するというこだわりの強さが『Bull.Tokyo』に落とし込まれているんですね。

自身のコレクションの一部。スニーカー愛を語る長さんは楽しそうでした。

あくまでとことんフレンチブルドッグ目線

「僕、藍染とか自分でやるんですよ」。過去に製品化された藍染のアイテムについて伺ったところ、まさかの回答が返ってきたのです。けれどもその答えには、ご自身のクリエイティビティとフレンチドッグへの想いが詰まっていました。

「フレンチブルドッグは皮膚がとっても弱く、保護する必要がある。暑さにも寒さにも弱いんです。ですから、服を着せるという行為はとっても合理的で理にかなっているんです。なので、素材にもとことんこだわりたい。もちろん大量生産はできないし、体型的にも服作りが難しい犬種でもある。だからこそ出来上がったときの喜びも大きいし、お客様にも喜んでいただけるのだと思います」。

そこまでこだわるがゆえに「短期のスパンでは商品を出せません」とはっきり言い切ります。ビジネスというよりも、服を作ることとフレブルへの愛を感じました。

フレンチブルドッグという犬種に対しても、フレンチブルドッグという犬種を愛する人に対しても、そして、犬種を越えた愛犬家である私たちに対しても、こだわりを愛情に変えてアイテムを世に送り出してくれる特別なブランドが『Bull.Tokyo』だと感じました。

そんなおしゃれなアイテムが並ぶ『Bull.Tokyo』。実はユーモアが随所に散りばめられています。それが商品の名前。例えば「よこしまなボーダー」「デリバリースタッフジャンパー(見習い)」「ムラ染めトレーナー 夕焼け」ステッカーには「いきむブヒ」なんて名前がつけられています。

サイトを見ながらクスッと笑ってしまうネーミングセンスは一体どうやって思いつくのか聞くと「いや、ただおもしろいじゃないですか」と、笑顔で返してくださいました。この力の抜け具合も、このブランドの魅力なんだなぁ。製品がとてもいいものだから、このおもしろがりの目線がピリッとスパイスのように効いている。ファンが多いのも納得です。

この日は新しいデザインの原画を特別に見せていただきました。

犬と一緒に生きることそのものが「上質」かつスタンダードになればいい

実際に『Bull.Tokyo』を始めて、うれしいことは何でしたか?と尋ねたら「フレンチブルドッグのオーナーさまからいろいろなお声をいただけること。中には「タグまで愛しています」と言って下さるお客さまもいらっしゃって、本当にうれしかったんです」と、こちらまで顔がほころんでしまうエピソードを教えてくださいました。また、実際に『Bull.Tokyo』でしか買い物をしません、というお客さまもいるほど。お話を伺ってみると、シンプルなのにトレンドを押さえていて、映えるおしゃれができる。飼い主もお揃いにできる物も多く、一緒におしゃれがを楽しめるのもうれしいとのお声を聞くことができました。

長さんご自身も、3匹のフレブルと暮らす愛犬家。長男のうどんくんはもう9歳のシニア犬です。フレンチブルドッグの飼い主として、そしてフレブル専門のドッグブランドとして『Bull.Tokyo』のこれからを伺いました。

「日本はまだまだ、犬と一緒に暮らすということが理解されにくい社会だと感じています。一緒に入店できるお店も少ないし、受け入れる体勢が整っていない。犬との暮らしを上質でスタンダードなものにするためには、僕たち飼い主も学びが必要だし、もっともっと知ってもらわなければいけないと思います。犬と暮らすことって『上質』なんですよね。自分のもとへやってきた犬とは一期一会の出会いです。悲しいけれど、人間よりも命が短いのも確か。その限りある人生を共に歩めることが『上質そのもの』なんです。その上質がもっとスタンダードになればいいと思っています」

この言葉を聞いたとき、私は本当に驚きました。なぜなら、私たちINUMAGの目指す未来と同じだったからです。ほとんどの場合、愛犬たちは飼い主よりも先に旅立ってしまいます。そして、それを輝かせてあげられるのは、私たち飼い主の選択次第。


それだけ委ねられているからこそ、私たちはもっと学ばなければいけない。お話を伺い改めてそう感じました。2017年7月にスタートした『Bull.Tokyo』。流行のリサーチもしなければ、他のドッグウェアも参考にしない。ただ「僕が、フレンチブルドッグだったら?」というユニークな視点でアイテムを発信し続けるこの魅力的なブランドは、今後も「僕たちが欲しいもの」を作り続けると言い切ります。

とことんフレンチブルドッグな目線での服作りと犬への愛情がたくさん溢れていることを教えてもらいました。『Bull.Tokyo』のこれからもとっても楽しみです。

さいごに

「犬と暮らすことそのものが上質。そのことがスタンダードになればいい」と最後に締めくくってくださった『Bull.Tokyo』のオーナー長さん。スタンダードになるには私たちにも学びが必要だと語ってくださいました。今回『Bull.Tokyo』のインタビューを通して共感することが多く、INUMAG編集部は頷いてばかりの取材でした。これからも、INUMAGだからこそ紹介できるすてきなブランドを紹介していきたいと思います。楽しみにしていてください。

そして『Bull.Tokyo』より、INUMAG読者様のためにと、6枚1セットのカラフルなステッカーのプレゼント提供をいただきました!プレゼントの詳細は追ってINUMAG公式サイト、instagramで公開しますのでお待ちくださいね。

  • Writer:梨田 莉利子
  • Photographer:太田 理恵
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