【調布・布田】犬連れOK！牛舎をリノベーションしたヴィンテージ&プランツショップ『BYRE』

閑静な住宅街の調布市布田にある、ドッグフレンドリーなヴィンテージショップ『BYRE（バイアー）』。元牛舎をおしゃれにリノベーションしているのが特徴的で、ヴィンテージ古着やフラワー＆植物などがセレクトされています。広大な敷地を活かしてイベントを開催することも。犬同伴でもショッピングを楽しみやすく、特にイベント時はワンちゃんと一緒に訪れる方もたくさん。
そんなワンちゃん連れでお出かけしやすいBYREについて、オーナーの小野さんご夫婦にインタビューしてきましたのでご紹介します。

記事の最後にはBYREおよびINUMAGからの発表も！ぜひ最後までご覧くださいね。

調布市布田の閑静な住宅街にあるおしゃれな元牛舎

調布市布田は緑と住宅が調和している治安のいい街です。「布田駅」からは京王線を利用すれば新宿まで30分ほどで着くので、交通の便がいいのも魅力的。
「布田駅」を降りてから歩くこと約3分。閑静な住宅街に突如現れる広い敷地の建物が『BYRE（バイアー）』です。元牛舎という珍しい経歴を持つ建物で、牛舎だった頃の面影を感じる大きな扉や外装をそのままに残しています。

敷地内には広々とした開放感のある広場もあり、梅や柿をはじめたくさんの種類の木を植栽しています。広場にはハンモックも設置されすてきな雰囲気。また、約4台分の駐車場も屋外に完備。電車・車移動のどちらでも利用しやすいという特徴もあります。

ヴィンテージ古着＆フラワーショップを営むBYRE

BYREは、ヴィンテージショップとして2019年に開業。後にフラワーショップの営業も開始しました。オーナーの小野 将平（しょうへい）さん自身の手で建物をリノベーションし、牛舎の雰囲気を活かしつつ、さらに牛舎時代に使用していた搾乳機のレールや換気用ファンなどの道具もおしゃれに活用しています。

小野さんは大学在学中に南アフリカ・ケープタウンに留学していたのですが、留学中に家業の「小野牧場」の廃業が決まり、帰国後に大学生活と両立しながら牛舎だった建物をヴィンテージショップとしてBYREを開業させました。南アフリカで受けたたくさんの刺激や経験が今のBYREに詰まっているそうで、「留学していた南アフリカで見た工場跡地のマーケットを参考に、”人でにぎわい、家族も過ごせる場所”というのをコンセプトに営業をしています。」と小野さんは語っています。

ちなみに、店名のBYREですが、オールドイングリッシュ（イギリス）で「牛舎」を意味します。ご両親へのリスペクトや長年営んできた牛舎への想いが詰まっているように思えるすてきな名前ですね。

建物内に入ると、出入り口の扉が大きく、内部の天井も高いのでとても開放的。洗練された作りで、牛舎時代を感じさせる面影は残っていても、牧場特有のにおいは一切ありません。

ほんわか温かみのあるオーナーご夫婦が営む、かっこよくワクワクするようなBYRE。一度足を運んでみると、アットホームでドッグフレンドリーな雰囲気をすぐに感じ取れるかと思います。

南アフリカの経験が活かされている『Vintage&Used BYRE』

『Vintage&Used BYRE』で取り扱っているのはヴィンテージ古着。80〜90年代のアメリカ古着を中心に、アイテムによっては80年以前や00年代初頭の古着やユーロワークなどもあります。帽子や小物などのアイテムも多数あるほか、レディースではヴィンテージのワンピース、また、ヴィンテージの生地を活かしたリメイク商品なども取りそろえています。

古着と言ってもかなり状態が良いものばかり。厳選の品々について小野さんは「ディテールやデザインなどの良さはもちろん、新品に近いものや状態がよく、これから先も長く着ていただけるようなアイテムというのにも拘っています」と語っていました。

ちなみに洋服が吊り下げられているのは、当時牛舎を営んでいたころに使用されていた、搾乳機のレールやチェーン。新旧ミックスされた雰囲気がすごくいい感じにマッチしています。
洋服が並ぶメインのスペースには、大きなバイクがドーンと置いてあるのも印象的です。実はバイクが大好きな小野さんが、普段から愛用している私物なのだとか。

いつもニコニコしていて穏やかな印象のオーナーの小野さん。取り扱っているアイテムにはこだわりが強く、店内に並ぶ一つひとつの商品に愛情を感じます。気になる商品があれば、ぜひ店頭にて手にとってみてくださいね。

『Flower&Plants BYRE』はインテリアプランツを中心に生花やドライフラワーも

2022年4月から営業を本格的に開始した『Flower&Plants BYRE』は、生花・ドライフラワーなどの花類や植物が豊富なラインアップです。多肉系や観葉植物など、約200株以上の珍しい植物が並んでいます。

オーナーの奥様、ユリカさんが担当するエリアで「植物はサボテンや多肉植物といったインテリアプランツを中心に販売しております。珍しさや形の綺麗さだけでなく、エネルギッシュで一癖あるような植物をひとつひとつセレクトしています」とユリカさん。なお、生花は金曜日から日曜日の販売に加え、オーダーで花束やアレンジメントの対応が可能です。
また、調布市・調布近郊エリアには直接配達するサービスや、別途、配送サービスにて全国配送も対応しているので気になる方は公式オンラインショップをご確認くださいね。

穏やかで優しい雰囲気が印象的なユリカさんは、美大出身で金工を専攻。現在はBYRE全体のデザインやビジュアルも担当しているそう。店内には元牛舎によく似合う牛柄にペイントされた鉢や、犬や動物の顔をモチーフにしたフワフワのポットカバーなども置いてあり、これらもユリカさんのオリジナル作品です。その他、植物類以外の商品として、ヴィンテージショップに沿ったレトロな花瓶や、アンティークビーズを用いたユリカさんオリジナルのアクセサリーなども展示されています。

古着と一緒に花を展示することで古着を見に来たお客さんが植物にも興味を持ってくれることがあるそうで、ユリカさんは植物や花の魅力を知ってもらえた瞬間に喜びを感じたそう。お店の今後については「植物を探している方は勿論、これから初めて買ってみようという方にも寄り添えるお店で有りたいと思っております。」と語っています。

犬連れOK！ドッグフレンドリーなBYRE

実はBYREのオーナー夫妻は大の犬好き。そのためBYREは犬にも優しくドッグフレンドリー。犬同伴でショッピングを楽しむことができます。抱っこまたはカートやキャリーなどの使用、もしくはマナーパンツ着用で、店内にも愛犬と一緒に入店可能です。
イベントをよく開催しているBYREですが、イベント時にはワンちゃん連れでいらっしゃる方もたくさん。イベントや普段のショッピングでも、犬と一緒に行きやすい雰囲気です。

さらに、店舗には看板犬のゴンちゃんがいることも。小野さんが留学から帰国された頃、保護犬だった雑種のゴンちゃんを迎え入れたそう。
大型犬ですがとても穏やかでおっとりとした性格のゴンちゃん。愛嬌があり、なでているとお腹を見せてくれます。いつも店舗にいるわけではないので、ゴンちゃんに会えたらラッキーかもしれませんね。

定期的にイベントも開催！なんとINUMAGも……

BYREでは、定期的に「BYRE Market」というイベントが開催されています。アットホームなイベントで、BYRE厳選のすてきなショップがたくさん出展しています。イベント時は外の大きな広場を中心に店舗が並び、元牛舎内も活用。
「現在お店で企画している、年に2回のBYRE Marketに加えて、今後は様々なジャンルのイベントを企画していきたいと考えています。世代やジャンルを問わず、あらゆる方々が楽しんでいただけるような空間を作っていけたらと思っております」と小野さんは語っていました。

さらに、イベント時も犬同伴可能なので犬連れの方も多く、愛犬家にもうってつけなイベントです。そんな盛り上がりを見せるBYREで行うイベントですが、なんと、INUMAGもコラボしちゃいます！

このたび、BYRE×INUMAGでのコラボイベントが決定しました！普段BYREで行われている「BYRE Market」とは異なり今回は”DOGイベント”として、2023年5月7日（日）に開催いたします。詳細は追ってお伝えするので、続報に引き続きご注目ください。

さいごに

調布市布田にある元牛舎をリノベーションし、おしゃれなショップとして再出発したBYREには、ヴィンテージ古着と、フラワー＆植物が並びます。ここにしかない雰囲気に魅了され、一度訪れるとファンになる方も多いはず。
オーナーの小野さんは今後について、「ショップを始めたときから5周年までに飲食店を併設しようと考えてきました。3年目の春に花屋を迎え、今後はカフェオープンという更なるレベルアップに向けて活動していきたいです」と語っています。今後の展開にも目が離せませんね。

なお、今回発表しましたINUMAGとBYREのコラボにて開催されるDOGイベント。詳細は追ってお知らせしますので、ぜひ楽しみにお待ちください！